平成２８年１０月１日より、正規従業員が５００人を超える大きな会社では、週２０時間以上働き、年収が１０６万円以上ある従業員に社会保険加入が義務化されました。
多くの人が社会保険に入るのはいいことですが、注意すべきことがあります
年収が最高１７万円ダウン！
社会保険は、どこでも半分が本人負担となります。そうなると収入から保険料を引かれます。結婚している方などは扶養から外れ、自分で保険料を支払うことになりますが、引かれる保険料により、年収が最高で１７万円少なくなります。大きな収入ダウンになります。
この問題を報じる新聞記事。安直に社会保険に入ると収入が減る。
説明不十分の会社
こういった問題については会社は十分な説明を必要としますが、当方で聞いている限り、ほとんど説明もなく、社会保険に入れている傾向の会社があるようです。特に、マネージャーなど上司が現場を管轄するクリーニング会社は多いのですが、そのマネージャー達に十分な知識がなく、従業員に説明が成されていない場合もあるようです。社会保険庁などに確認し、個別にちゃんと調べるべきでしょう。