ワイシャツのエリ汚れで追加料金

これも最近流行している姑息な追加料金の一つです。

 クリーニングで一番利用が多いのがワイシャツ。平均で30%くらい、都会では50%を超える店も珍しくありません。

 このワイシャツを顧客が店へ持ち込むと、店員が、「エリが汚れてますね」などといい、追加料金を請求することがあります。

 ワイシャツで一番汚れる箇所はエリで、次がカフスです。汚れていると決まっているので、昔からいろいろな汚れ落としの方法がありました。エリに洗剤を付けたり、ブラッシングをしたりします。しかし、これでいちいち追加料金を取ることはありませんでした。ものすごく汚れている場合は別ですが、普通に一日着用していたぐらいでは、それに「エリ汚れ」として追加料金を取るようなことはありません。

 これも、誰かが始め、あっという間に業界に広まった裏ノウハウの一つです。ワイシャツは一番たくさん預かる品なので、追加料金をもらえればかなりの単価アップが期待できます。しかし、あまりに姑息な方法です。

 法律の専門家に聞いたところ、法的に違法であるかどうかは判断の分かれるところですが、全体の半分以上に追加料金を取っているようだと、違法性(二重価格)がうたがわしいとのことでした。

 実際、週末にワイシャツをまとめて出すような顧客は多く、そういうときに5枚まとめて「エリ汚れ落としますね」などといって追加を取られたら溜まったものではありません。10枚のワイシャツを持っていた人は、1050円も追加を取られたと憤慨していました。

 クリーニング店によっては、店員が勝手に追加にしてしまうようなこともあるようです。ワイシャツを出す方は、クリーニングを出すとき、エリ汚れで追加料金を取られていないか、確かめてみて下さい。

ニセチラシ

ワイシャツのエリ汚れなどに105円の追加料金を取るという告知。(写真はイメージ